世界のサッカーファンのみなさん、こんにちは!まだまだ続くコロナ禍ではありますが、オーストラリアの西海岸の西豪州、そして首都のパース(Perth)では約2年ぶりに3月3日、州・国境が再開して、「ウィズコロナ/With COVID」の生活がスタートしました。
さて、【パースグローリー日本語公式ページ】の第3回目は、コロナウイルスの影響で余儀なくされた2回のアウェイロードの結果と、パースグローリー(Perth Glory)の注目選手、Darryl Lachmanのスペシャルインタビューをお届けします。
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まずは、パースグローリーの2回のアウェイロードの結果をお届けします。
コロナ禍によってリーグ開幕戦はホーム(HBF Park/パース)での試合となりましたが、その後11試合はアウェイでの試合となりました。そのアウェイ連戦は、2回に分けての長期遠征となりました。
<1回目のアウェイロード(11月25日~12月23日)>
Round 2(2021年11月26日)
Western United FC 1 – 0 Perth Glory 会場:AAMI Park
Round 3(2021年12月5日)
Melbourne Victory 0 – 3 Perth Glory 会場:AAMI Park
Round 4(2021年12月8日)
Melbourne City 1 – 0 Perth Glory 会場:AAMI Park
<2回目のアウェイロード(1月17日~3月3日)>
Round 5(2022年1月19日)
Brisbane Roar 1 – 0 Perth Glory 会場:Moreton Daily Stadium
Round 7(2022年1月22日)
Sydney FC 1 – 2 Perth Glory 会場:Netstrata Jubilee Stadium
Round 9(2022年2月2日)
Western Sydney Wanderers 1 – 0 Perth Glory 会場:Commbank Stadium
Round 14(2022年2月13日)
Central Coast Mariners 1 – 1 Perth Glory 会場:Central Coast Stadium
Round 15(2022年2月20日/ホームゲーム扱い)
Perth Glory 2 – 0 Brisbane Roar 会場:UTAS Stadium, Launceston
Round 12(2022年2月23日/ホームゲーム扱い)
Perth Glory 0 – 1 Macarthur FC 会場:UTAS Stadium, Launceston
Round 16(2022年2月27日/ホームゲーム扱い)
Perth Glory 0 – 2 Western United 会場:UTAS Stadium, Launceston
Round 13(2022年3月2日)
Melbourne City 2 – 2 Perth Glory 会場:AAMI Park
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パースグローリー注目選手のスペシャルインタビューをお届けします。初回の太田宏介の次は、Darryl Lachmanです。
パースグローリー所属の背番号29番、Darryl Lachmanは、オランダ生まれのオランダ育ち。18歳でプロになり、キャリアがスタート。主にオランダ・リーグでプレーし、現キュラソー代表。パースグローリーの守備の要となるセンターバックとして日本人プレーヤーの太田宏介ともコンビを組みます。
今シーズン(2021-22シーズン)も13試合が終わり、折り返しとなりましたが、現時点で13試合全出場を果たしている唯一の選手ですね。今のチームの状態をどうみていますか?
「シーズン半分がアウェイゲームだったのは、確かにタフでした。2週間試合がなかったと思えば、一週間で3試合というスケジュールはコロナの影響で仕方なかったですが、今までにないシーズンとなっています。ただ、これからホーム・ゲームが続くので、チームのコンディションは上がっていくと思います」
自身のプレーの長所は?
「身体が大きいのでフィジカルが強いという評価を多くもらっていますが、個人的にはゲームの流れを読む力と、球際の強さだと思っています」
自身にとって2シーズン目となりますが、Aリーグの特徴は?
「オランダのサッカーとは大きく違うことは確かです。まだ“これ”という特徴はつかみきれていないと思いますが、一つ言えることは、若い選手にとってプレーするチャンスがあるリーグだと思います」
前節のAdelaide United戦ではMan Of the Matchの活躍でしたね。残りの12試合の目標は?
「とにかく、目の前の試合に集中するだけです。前の試合よりも今日の試合にベストを尽くし、試合ごとに成長していくことしか考えていません」
サッカー選手として今後のプランを聞かせて下さい。
「18歳の時にプロフェッショナル・プレーヤーとして契約書にサインをしましたが、それまでプロ選手になりたいと思ったことはなかったです。メンタルもそこまで追いついていなかったかもしれませんが、とにかくサッカーを楽しむことを一番としてきました。なので、サッカーが心から楽しめなくなったらプロ選手としてのキャリアは終わりだと思っています。今後のことは分かりません。ただ、今までプレーしたことのないアジアでのサッカーにも興味がありますが、今はここオーストラリアで100%の力を出し切りたいと思っています」
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次回(Vol.4)も、注目選手のスペシャルインタビューを中心にお届けします!
#OneGlory